2015年01月29日
ティートリー
殺菌・抗ウィルス作用があることから
古い時代から、オーストラリアの先住民族が傷薬として
利用していた「ティートリ―」
オーストラリア原産の常緑低木で、とても成長が早く
多くの水分を必要とするので、沼地や川のほとりでよく育ち
野生では7㍍まで大きくなります。
しかし、栽培では2㍍ほどにしているティートリ―は
針のような葉っぱに香りがあり、はがれやすい樹皮から
「ペーパーバーグ」との名前も。
ティートリ―は「お茶の木」ではありませんが
18世紀のイギリスの探検家のキャプテンクックが
その名前を初めて使ったと言われて
船員たちが茶っぱ代わりにしていました。
精油としてアロマテラピー用で広まったのは
比較的最近のことです。
【植物名】 ティートリ―
【和 名】 ゴセイカユプテ
【学 名】 Melaleuca alternifolia(メラルーカ・アルテルニフォーリア)
【科 名】 フトモモ科
【種 類】 低木
【主な産地の例】 オーストラリア、ジンバブェ
【精油を抽出する部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【主な成分の一例】 テルピネン‐4‐オール、γ‐テルピネン、1,8シネオール
< 効果効能 >
頭脳明晰作用、刺激作用、発汗作用、鎮痛作用、利尿作用
収れん作用、殺菌作用、血圧上昇作用など
< 注 意 >
皮膚刺激がありますので、使用量には十分、注意をして下さい。